ニューバランスの靴選びに迷ったら？ワイズ「D」の特徴とサイズ感を徹底解説

ニューバランスの「サイズD」ってなに？

靴のサイズといえば「◯cm」といった長さが一般的ですが、もうひとつ大切な指標が「ワイズ（足幅）」です。ニューバランスでは「D」「2E」「4E」など、足の幅に応じたサイズ表記が存在します。

この「D」という記号は、ワイズ（足の横幅）を表しており、海外メーカーであるニューバランスでは世界基準に沿ったサイズ展開がされているのが特徴です。

日本の公式ニューバランスの見解では、「Dワイズ」は男性用としては「やや細め」または「標準」とされるサイズ。女性用としては「標準」または「やや広め」に近い位置づけです。

つまり、同じ「D」でも性別によって感じ方が異なることがあります。

メンズとレディースでは、同じ「Dワイズ」でも設計基準が異なります。たとえば、男性用の「D」は足幅が狭めに感じられることがあり、女性用の「D」は比較的標準的な幅に感じられることがあります。

購入の際には、性別やユニセックスモデルの表記も確認しておくと安心です。

ワイズ表記	幅の特徴	主な対象	備考
B	とても細い	女性用	少数展開モデルあり
D	やや細め	男女共通	多くのモデルで採用
2E	標準～やや広い	男性用	日本人に多く合う
4E	とても広い	男性用	幅広足に対応

一番細いのは「B」、次に「D」、その次が「2E」、そして最も広いのが「4E」です。

ワイズの違いは、およそ5mm〜10mmほどの差ですが、靴の履き心地やフィット感には大きく影響します。

男女では足の骨格や筋肉のつき方に違いがあるため、同じワイズでも感覚が変わることがあります。

たとえば、レディースでは「B」や「D」が標準ワイズとされることが多く、メンズでは「2E」が標準に設定されているケースが多いです。

ニューバランスでは、特に人気モデル（574、996、990など）において「Dワイズ」での展開が非常に多く見られます。

理由としては、スタイリッシュなシルエットを維持しやすく、多くの足型に比較的フィットしやすい“中庸な幅”であることが挙げられます。

足の横幅はほんの数ミリの違いでも、長時間歩く場合には圧迫感や痛みとして現れることがあります。

とくに「D」はやや細めの設計のため、足幅が広めの方には合わない可能性もあります。購入前には、足の実寸や普段の履き心地を基に判断しましょう。

足のサイズを正確に測ったうえで、ワイズも含めたサイズ選びをすることが大切です。靴の長さ（cm）に対して、0.5〜1cmほどゆとりを持たせるのが一般的な目安とされています。

とくにニューバランスのスニーカーは、モデルによってフィット感が異なるため、レビューも参考にすると良いでしょう。

最近では、無料返品やサイズ交換が可能なオンラインショップも増えています。

また、ニューバランスの直営店舗では、足型測定やフィッティングサービスも受けられるため、可能なら活用してみると安心です。