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2026年の冬至の日の入りは何時?全国の時刻と最も早い日との違いを解説

冬が近づくと、夕方になるのがずいぶん早くなったと感じることはありませんか。

まだ夕方のつもりでも、外を見ると空が暗くなり始めていて、季節の移り変わりを実感することがありますよね。

特に気になるのが、一年で昼間が最も短くなる「冬至」です。

2026年の冬至は12月22日(火)で、東京の日の入り時刻は16時32分です。

ただし、同じ日本でも地域によって日の入り時刻は異なります。

また、冬至は昼間が最も短い日ですが、実は日の入りが最も早い日ではありません。

東京では、冬至より少し前の12月上旬ごろに日の入りが最も早くなります。

この記事では、2026年の冬至の日の入り時刻を全国5都市で比較しながら、日の入りが最も早い日や、冬至と日の入り時刻がずれる理由をわかりやすく解説します。

冬至を過ぎても日の出が遅くなる理由や、夏至との違いも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

2026年の冬至の日の入りは何時?全国5都市の時刻を比較

2026年の冬至は12月22日(火)です。

東京では16時32分に日の入りを迎えますが、札幌や大阪、福岡、那覇ではそれぞれ時刻が異なります。

これは、日本列島が東西・南北に長く広がっているためです。

まずは2026年の冬至の日付と東京の日の入り時刻を確認し、全国5都市の違いを見ていきましょう。

2026年の冬至は12月22日!東京の日の入りは16時32分

2026年の冬至は12月22日(火)です。

国立天文台の暦計算室によると、この日の東京の日の出は6時47分、日の入りは16時32分となっています。

日の出から日の入りまでの時間は約9時間45分です。

冬至は北半球で一年のうち昼間が最も短くなる日なので、東京でも明るい時間が短くなります。

そもそも冬至とは、二十四節気の一つです。

二十四節気は、太陽の見かけの動きをもとに一年を24の季節に分けたもので、春分や夏至、秋分なども含まれています。

冬至のころは、北半球から見た太陽の通り道が一年で最も低くなります。

そのため、太陽が空に出ている時間が短くなるのです。

ただし、16時32分になった瞬間に周囲が真っ暗になるわけではありません。

太陽が地平線の下に沈んだ後も、空にはしばらく明るさが残ります。

この時間帯は「薄明」と呼ばれ、夕焼けや空の色の変化を楽しめることもあります。

また、国立天文台が発表する日の入り時刻は、太陽の上端が地平線に接する時刻です。

建物や山などに太陽が隠れる場所では、計算上の日の入りより早く太陽が見えなくなることもあります。

実際の景色と公表されている時刻には、多少の違いが生じる場合があることも覚えておきましょう。

札幌・東京・大阪・福岡・那覇の日の出・日の入り・昼の長さ一覧

2026年12月22日の冬至について、全国5都市の日の出・日の入り時刻を比較してみましょう。

以下は、国立天文台の「各地のこよみ」に基づく時刻と、表示された時刻の差から求めた昼の長さです。

都市 日の出 日の入り 昼の長さ
札幌 7時03分 16時03分 約9時間00分
東京 6時47分 16時32分 約9時間45分
大阪 7時01分 16時51分 約9時間50分
福岡 7時19分 17時15分 約9時間56分
那覇 7時13分 17時43分 約10時間30分

※2026年12月22日、日本標準時。昼の長さは表に記載した分単位の時刻から計算した概算です。

表を見ると、札幌では16時03分に日の入りを迎えるのに対し、那覇では17時43分となっています。

札幌と那覇の日の入り時刻には、1時間40分もの差があるのです。

また、東京と福岡を比較すると、福岡の方が43分遅く日の入りを迎えます。

昼の長さにも大きな違いがあります。

札幌では約9時間ですが、那覇では約10時間30分です。

つまり、同じ冬至でも、那覇の方が札幌より約1時間30分も昼間が長いことになります。

日本全国で同じ日本標準時を使用していても、太陽の動きが時計上の同じ時刻になるわけではありません。

旅行先で夕焼けを眺めたいときや、夕方の予定を立てるときにも、地域ごとの日の入り時刻を確認しておくと便利ですね。

冬至の日の入り時刻が地域によって違う理由

冬至の日の入り時刻が地域によって異なるのは、主に緯度と経度の違いが関係しています。

緯度は南北の位置、経度は東西の位置を表しています。

日本は南北にも東西にも長く広がっているため、同じ日でも太陽の見え方や日の入り時刻が変わります。

まず、経度による違いを考えてみましょう。

地球は西から東へ自転しているため、基本的には東にある地域ほど太陽が早く南中します。

そのため、ほかの条件が同じであれば、東にある地域ほど日の入りも早くなります。

一方、冬至のころは緯度の違いも大きく影響します。

北半球では、北にある地域ほど太陽が空を通る時間が短くなり、昼間の長さも短くなります。

札幌は那覇より北に位置しているため、冬至の昼間が短く、日の入りも早くなるのです。

反対に、那覇では冬でも比較的長い時間、太陽が地平線の上にあります。

ただし、日の入り時刻は経度だけ、あるいは緯度だけで決まるものではありません。

東西の位置と南北の位置の両方が関係しているため、地域によって違いが生まれます。

こうした仕組みを知っておくと、全国の日の入り時刻を比較するのも楽しくなりそうですね。

冬至は日の入りが最も早い日ではない?2026年の最も早い日を解説

冬至は一年で昼間が最も短い日ですが、日の入りが最も早い日とは一致しません。

東京では冬至より前に日の入りが最も早い時期を迎え、その後は少しずつ遅くなり始めます。

一方、日の出は冬至を過ぎてもしばらく遅くなります。

このように、朝と夕方では太陽の時刻の変化が異なるため、冬至の前後には少し不思議な現象が見られます。

2026年に日の入りが最も早い日はいつ?全国5都市で比較

日の入りが最も早くなる時期は、地域によって少しずつ異なります。

東京では12月上旬ごろですが、札幌や那覇では、最も早い時期や日の入り時刻が異なります。

2026年の冬至の日の入りと、最も早い時期の時刻を比較すると、次のようになります。

都市 日の入りが最も早い時期の目安 最も早い時刻の目安 冬至の日の入り
札幌 12月上旬〜中旬 16時00分ごろ 16時03分
東京 12月上旬 16時28分ごろ 16時32分
大阪 12月上旬 16時47分ごろ 16時51分
福岡 12月上旬 17時11分ごろ 17時15分
那覇 11月下旬〜12月上旬 17時37分ごろ 17時43分

※最も早い時期と時刻は目安です。都市別の厳密な最早日は秒単位の計算によって確認する必要があります。

このように、どの都市でも冬至より前に日の入りが最も早くなる傾向があります。

ただし、日の入りが最も早くなる時期には、分単位で同じ時刻が何日も続くことがあります。

そのため、「最も早い日」を一日だけに決めるのが難しい場合もあります。

大切なのは、冬至が一年で昼間の最も短い日であっても、日の入りが最も早い日ではないということです。

地域によって時期に違いはありますが、この特徴は日本各地で見られます。

東京で日の入りが最も早いのは11月末から12月中旬

2026年の東京では、分単位で表示した日の入り時刻が最も早い16時28分になるのは、11月29日から12月13日までです。

冬至の12月22日は16時32分なので、最も早い時期より4分遅くなっています。

国立天文台のデータをもとに、日の入り時刻の変化を比較してみましょう。

日付 東京の日の入り
11月28日 16時29分
11月29日 16時28分
12月1日 16時28分
12月7日 16時28分
12月13日 16時28分
12月14日 16時29分
12月17日 16時30分
12月22日(冬至) 16時32分
12月27日 16時35分
12月31日 16時37分

※時刻は分単位の表示です。秒単位では日ごとに違いがあります。

この表から、12月上旬には日の入りが最も早くなり、その後は冬至を待たずに遅くなり始めることがわかります。

ただし、一日ごとの変化はとても小さいため、普段の生活では気づきにくいかもしれません。

また、16時28分という表示が続く期間のすべての日で、秒単位の日の入り時刻まで同じになるわけではありません。

実際には、日ごとに数秒程度の違いが生じています。

そのため、厳密に最も早い瞬間を知りたい場合は、分単位ではなく秒単位のデータで比較する必要があります。

それでも、冬至より前に日の入りが最も早くなるという特徴は変わりません。

冬至を過ぎても日の出が遅くなるのはなぜ?

冬至を過ぎると昼間の時間は少しずつ長くなりますが、日の出がすぐに早くなるわけではありません。

東京では2026年12月22日の日の出は6時47分ですが、12月31日には6時50分となります。

つまり、冬至を過ぎても、しばらくは朝の太陽が昇る時刻が遅くなっているのです。

これは、日の出と日の入りが同じように変化するわけではないためです。

日の出と日の入りの時刻には、昼間の長さだけでなく、太陽が真南に来る「南中時刻」の変化も関係しています。

冬至の前後には南中時刻が徐々に遅くなるため、日の出と日の入りの両方を遅い方向へ動かす影響が生まれます。

例えば、東京では12月22日から31日までの間に、日の入りは16時32分から16時37分へと5分遅くなります。

一方、日の出も6時47分から6時50分へと3分遅くなります。

それでも、日の入りが遅くなる変化の方が大きいため、昼間の長さは少しずつ増えていきます。

この時期は、夕方には日が長くなっているように感じても、朝はまだ暗い時間が続きます。

冬至を過ぎたからといって、朝と夕方が同時に明るくなるわけではないのですね。

2027年の日の出が最も遅い日はいつ?冬至との違いを比較

2026年の冬至を過ぎても、東京では日の出がしばらく遅くなり続けます。

では、最も遅くなるのはいつなのでしょうか。

東京では例年、1月上旬ごろに日の出が最も遅い時期を迎えます。

2027年についても、1月上旬に6時51分ごろの日の出となる時期があります。

冬至から年明けにかけての変化を整理すると、次のようになります。

時期 東京の日の出 特徴
2026年12月22日 6時47分 冬至
2026年12月31日 6時50分 冬至後も日の出が遅くなる
2027年1月上旬 6時51分ごろ 日の出が最も遅い時期
2027年1月下旬 6時40分台へ 日の出が早くなり始める

※2027年1月の最も遅い日の厳密な日付は、秒単位の比較による確認が必要です。

冬至から日の出が最も遅い時期までは、約2〜3週間ほどのずれがあります。

そのため、冬至を過ぎて昼間が長くなり始めても、朝はしばらく暗いままなのです。

年末年始に早起きをすると、冬至のころより日の出が遅く感じられることもあるでしょう。

これは季節の変化が止まったわけではなく、太陽の動きによって起こる自然な現象なのですね。

冬至と日の入りが最も早い日がずれるのはなぜ?

冬至と日の入りが最も早い日がずれる理由には、地球の自転軸の傾き、公転軌道の形、そして南中時刻の変化が関係しています。

少し難しく感じるかもしれませんが、ポイントは二つです。

一つは昼間の長さが変化すること、もう一つは太陽が真南に来る時刻が変化することです。

この二つを分けて考えると、冬至より前に日の入りが遅くなり始める仕組みが理解しやすくなります。

冬至が一年で昼間の最も短い日になる理由

冬至に昼間が最も短くなるのは、地球の自転軸が傾いた状態で太陽の周りを公転しているためです。

地球の自転軸は、公転面に垂直な方向から約23.4度傾いています。

この傾きによって、季節ごとに太陽が空を通る高さや、昼間の長さが変わります。

日本がある北半球では、冬至のころに太陽が一年で最も低い位置を通ります。

そのため、太陽が地平線から昇って沈むまでの時間が短くなるのです。

反対に、夏至のころは太陽が高い位置を通り、昼間の時間が長くなります。

東京の場合、2026年の冬至の日の出は6時47分、日の入りは16時32分です。

この二つの時刻から、昼間の長さは約9時間45分とわかります。

ただし、冬至に昼間が最も短くなることと、日の入りが最も早くなることは別の現象です。

昼間の長さは日の出から日の入りまでの時間で決まりますが、時計上の日の入り時刻には南中時刻の変化も影響しています。

この違いが、冬至と最も早い日の入りが一致しない理由につながっています。

地球の傾きと公転軌道が日の入りに与える影響

地球は自転軸を約23.4度傾けたまま、太陽の周りを一年かけて公転しています。

この傾きがあるため、季節によって太陽が空を通る高さや、昼間の長さが変わります。

冬至は、北半球から見た太陽の通り道が最も低くなるころです。

さらに、地球が太陽の周りを回る軌道は、完全な円ではありません。

わずかに楕円形をしているため、地球が公転する速さは一年を通して一定ではないのです。

地球は太陽に近い位置では比較的速く、遠い位置では比較的ゆっくりと公転します。

このような動きによって、空に見える太陽の位置は、時計の時間に対して毎日まったく同じように変化するわけではありません。

また、地球の自転軸が傾いていることも、太陽の見かけの動きに影響しています。

つまり、日の入り時刻が冬至と一致しない理由は、公転軌道の形だけでは説明できません。

地球の傾きと公転の特徴が組み合わさることで、太陽の見かけの動きにずれが生じているのです。

均時差とは?南中時刻が変わる仕組みをやさしく解説

冬至と日の入りが最も早い日がずれる理由を理解するうえで、知っておきたいのが「均時差(きんじさ)」です。

均時差とは、実際の太陽の動きによって決まる時刻と、一年を通して均等に進む平均的な太陽の時刻との差を表したものです。

少しわかりにくいかもしれませんが、簡単にいえば、太陽の動きと時計の進み方の間に生じる時間のずれのことです。

私たちが使っている時計は、毎日同じ長さの24時間を刻んでいます。

しかし、実際の太陽が空で最も高くなる時刻は、毎日同じではありません。

この太陽が最も高くなる時刻を「南中時刻」と呼びます。

日本の多くの地域では、南中時刻に太陽がほぼ真南の方向に見えます。

ただし、南中時刻は必ずしも時計の12時ちょうどになるわけではありません。

東京では、2026年12月1日の南中時刻は11時30分ですが、冬至の12月22日には11時39分になります。

つまり、同じ12月でも、太陽が最も高くなる時刻が9分ほど遅くなっているのです。

この変化が、日の入り時刻を考えるうえで重要になります。

日の入り時刻は、おおまかにいえば、南中時刻から昼間の長さの半分ほどが経過した時刻です。

そのため、昼間が短くなっていても、南中時刻が遅くなる影響が大きければ、日の入り時刻が遅くなる場合があります。

均時差が生じる主な理由は、地球の自転軸が傾いていることと、公転軌道が楕円形であることです。

この二つの影響によって、太陽が南中する時計上の時刻は一年を通して変化しています。

なお、均時差のプラスとマイナスの表し方は資料によって異なる場合があります。

そのため、具体的な数値を比較するときは、どちらの時刻からどちらの時刻を引いているかを確認するとよいでしょう。

日の入りが冬至より前から遅くなり始める理由

日の入りが冬至より前から遅くなり始めるのは、昼間が短くなる影響と、南中時刻が遅くなる影響のバランスが変わるためです。

冬至に向かって昼間は短くなりますが、南中時刻も少しずつ遅くなっていきます。

12月上旬の東京では、この二つの影響が日の入り時刻についてほぼ釣り合う時期があります。

そのため、分単位で表示した日の入りが16時28分という同じ時刻になる日が続きます。

その後は、南中時刻が遅くなる影響の方が大きくなり、日の入りが徐々に遅くなり始めます。

そして冬至を過ぎると、昼間の時間そのものも少しずつ長くなっていきます。

このため、夕方の日の入りはさらに遅くなります。

一方、朝の日の出は南中時刻の変化の影響を受け、冬至後もしばらく遅くなります。

ここで、日の出・日の入り・南中時刻の関係を整理してみましょう。

太陽の時刻 変化する主な理由
日の出 昼の長さと南中時刻の変化
日の入り 昼の長さと南中時刻の変化
南中時刻 地球の傾きと公転による均時差の変化
昼の長さ 太陽の通り道の季節変化

冬至は昼間の長さが変化する節目ですが、日の出や日の入りの時計上の時刻が同時に折り返す日ではありません。

この違いを知っておくと、冬の朝夕の明るさが少しずつ変わっていく理由が、よりわかりやすくなりますね。

冬至と夏至で太陽の高さや日の出・日の入りはどう変わる?

冬至と夏至では、太陽が空を通る高さが大きく異なります。

冬至は太陽が低く、昼間が短くなる時期です。

反対に、夏至は太陽が高く、昼間が長くなる時期です。

しかし、夏至についても、日の出が最も早い日や日の入りが最も遅い日とは一致しません。

ここでは、冬至の太陽の高さを具体的な数値で確認しながら、夏至との違いも見ていきましょう。

冬至の南中高度は何度?太陽の高さと昼の長さの関係

南中高度とは、太陽がその日の空で最も高い位置に来たときの、地平線からの角度です。

地平線を0度、真上を90度として表します。

2026年12月22日の東京では、太陽の南中高度は約30.9度です。

一方、夏至のころには約77.8度まで高くなります。

つまり、東京では冬至と夏至で、太陽の南中高度に約47度もの差があるのです。

比較項目 冬至 夏至
東京の南中高度 約30.9度 約77.8度
太陽の通り道 低い 高い
昼間の長さ 一年で最も短い 一年で最も長い
正午ごろの影 長くなりやすい 短くなりやすい

※南中高度は東京の代表地点を基準とした概数です。

冬至のころは、昼間でも太陽が低い位置を通るため、建物や木の影が長く伸びます。

反対に、夏至のころは太陽が高い位置を通るため、正午ごろの影は短くなります。

また、太陽が空を通る高さが変わることで、日の出から日の入りまでの時間も変化します。

冬至に昼間が短くなるのは、太陽が低い位置を通り、地平線の上に見えている時間が短くなるためです。

このように、太陽の高さを知ると、冬至と夏至の違いをより具体的にイメージできますね。

夏至も日の出・日の入りが最も早い日や遅い日とずれる?

冬至と同じように、夏至も日の出や日の入りの時刻が切り替わる日とは一致しません。

夏至は一年で昼間が最も長い日ですが、日の出が最も早い日や、日の入りが最も遅い日ではないのです。

国立天文台によると、日本では一般的に、日の出が最も早い日は夏至より約1週間前、日の入りが最も遅い日は夏至より約1週間後になります。

冬至と夏至の関係を比較すると、次のようになります。

比較項目 冬至 夏至
昼間の長さ 最も短い 最も長い
日の入りの節目 最も早い日は冬至より前 最も遅い日は夏至より後
日の出の節目 最も遅い日は冬至より後 最も早い日は夏至より前
主な理由 昼の長さと南中時刻の変化 昼の長さと南中時刻の変化

冬至と夏至は、どちらも昼間の長さが変化する重要な節目です。

しかし、時計上の日の出や日の入りの時刻は、南中時刻の変化にも影響されます。

そのため、昼間の長さが最も短い日や長い日と、日の出・日の入りが最も早い日や遅い日にはずれが生まれます。

冬至だけでなく夏至にも同じような特徴があると知ると、太陽の動きがさらに興味深く感じられますね。

冬至の日の入りについてよくある質問

冬至の日の入りについて調べていると、「いつから日が長くなるの?」「毎年同じ時刻なの?」「日の入り後はいつ暗くなるの?」など、さまざまな疑問が出てきます。

ここでは、冬至の前後に気になりやすい疑問をまとめました。

普段の生活の中で季節の変化を感じるときにも役立つ内容なので、ぜひ参考にしてください。

冬至を過ぎると日が長くなるのはいつから?

北半球では、冬至を過ぎると昼間の時間が少しずつ長くなっていきます。

2026年の場合は12月22日が冬至なので、その後は翌日以降、昼間の長さが徐々に増えていくことになります。

ただし、冬至の直後に増える昼間の時間はとてもわずかです。

日ごとの変化は秒単位になることもあるため、分単位で表示される日の出・日の入り時刻だけでは、違いがわかりにくい場合があります。

東京では、12月22日の日の入りが16時32分、12月31日には16時37分となります。

約9日間で5分遅くなるため、夕方の明るい時間が少しずつ延びていることがわかります。

一方、日の出が早くなり始めるのは、冬至よりも後の時期です。

そのため、朝の明るさが変わるのを実感するまでには、もう少し時間がかかります。

冬至を過ぎたら、まずは夕方の空の変化に注目してみると、季節の移り変わりを感じやすいでしょう。

冬至の日の入り時刻は毎年同じになる?

冬至の日の入り時刻は、毎年まったく同じになるとは限りません。

冬至の日付は、日本では12月21日または22日になることが多く、年によって異なります。

また、太陽の見かけの位置や暦との関係によって、日の出・日の入りの時刻にもわずかな違いが生まれます。

ただし、同じ地域で比較した場合、冬至の日の入り時刻が年ごとに大きく変わるわけではありません。

東京では例年16時30分台前半となり、日常生活ではほとんど違いを感じない程度の変化です。

日の入り時刻を比較するときは、同じ地点を基準にすることも大切です。

例えば、東京都内でも東西の位置が違えば、計算上の日の入り時刻が少し異なる場合があります。

そのため、前年や翌年の時刻を調べるときは、同じ情報源と同じ計算地点を使うと比較しやすくなります。

国立天文台の暦計算室では、年や地域を指定して日の出・日の入りを確認できます。

毎年の冬至の時刻を比べてみるのも、季節の変化を知る楽しい方法ですね。

日の入り後も明るいのはなぜ?薄明との違い

日の入りを過ぎても空がしばらく明るいのは、太陽の光が地球の大気によって散乱されるためです。

太陽が地平線の下に沈んだ後も、上空には太陽の光が届いており、その光が空を照らしています。

このように、日の入り後や日の出前に空がうっすら明るくなる時間帯を「薄明(はくめい)」と呼びます。

薄明には、太陽が地平線の下にある深さによって、常用薄明、航海薄明、天文薄明という区分があります。

薄明の種類 太陽の中心の位置 明るさの特徴
常用薄明 地平線下0〜6度程度 空に明るさが残る
航海薄明 地平線下6〜12度程度 空が暗くなり、星が見えやすくなる
天文薄明 地平線下12〜18度程度 夜空がさらに暗くなる

日常生活で特に身近なのは、常用薄明です。

日の入り直後でも、空にある程度の明るさが残っているため、夕焼けを楽しめることがあります。

ただし、周囲の明るさは天候や地形、建物などによっても変わります。

2026年の冬至に東京で16時32分に日の入りを迎えても、すぐに夜空になるわけではありません。

夕焼けが残ったり、空の色が少しずつ深くなったりする時間を楽しめます。

日の入り時刻と実際に暗く感じる時刻は異なることを覚えておきましょう。

自分の住んでいる地域の日の入り時刻を調べる方法

自分の住んでいる地域の日の入り時刻を正確に知りたいときは、国立天文台の「各地のこよみ」を利用するのがおすすめです。

日付や場所を指定して、日の出・日の入り、南中時刻などを確認できます。

調べる際は、まず知りたい年月日を選び、次に地域を指定します。

2026年の冬至を調べる場合は、2026年12月22日を選択してください。

東京以外の地域でも、同じ方法で日の入り時刻を確認できます。

また、日の入り時刻は地域の代表地点をもとに計算されていることがあります。

実際に太陽が見えなくなる時刻は、近くにある山や建物、地形などの影響を受けるため、計算上の時刻と完全には一致しない場合があります。

外出先や旅行先で夕方の景色を楽しみたいときは、日の入り時刻だけでなく、周囲の見通しや薄明の時間も考慮するとよいでしょう。

事前に確認しておけば、冬の夕空をゆっくり眺める時間もつくりやすくなりますね。

参考:国立天文台 暦計算室

まとめ|2026年の冬至の日の入り時刻と覚えておきたいポイント

2026年の冬至は12月22日(火)で、東京の日の入り時刻は16時32分です。

札幌では16時03分、大阪では16時51分、福岡では17時15分、那覇では17時43分となり、地域によって大きな違いがあります。

今回の記事で押さえておきたいポイントは、次のとおりです。

  • 2026年の冬至は12月22日(火)
  • 東京の日の入りは16時32分、昼の長さは約9時間45分
  • 全国5都市では、札幌と那覇の日の入りに1時間40分の差がある
  • 東京で日の入りが16時28分と表示されるのは11月29日〜12月13日
  • 冬至は一年で昼間が最も短い日であり、日の入りが最も早い日ではない
  • 日の入り時刻のずれには、地球の傾きや公転軌道、均時差による南中時刻の変化が関係している
  • 冬至を過ぎると昼間は少しずつ長くなるが、日の出は2027年1月上旬ごろまで遅くなる
  • 夏至も日の出が最も早い日や日の入りが最も遅い日とは一致しない

冬至は、昼間の長さが一年で最も短くなる節目の日です。

しかし、夕方の明るさは冬至より前から少しずつ変化しています。

また、冬至を過ぎると昼間は長くなり始めますが、朝の日の出が早くなるまでには少し時間がかかります。

普段はあまり意識しない日の入り時刻も、こうした仕組みを知ると、季節の変化をより身近に感じられるかもしれません。

2026年の冬至には、ぜひ夕方の空を眺めながら、少しずつ変わっていく日の長さを感じてみてくださいね。